国際教育コース

コースの特徴

国際教育コースは、日本で学ぼうと海外からやって来た人のために設けられたコースで、現在、中国やニュージーランドからの留学生を受け入れています。そうした留学生の人たちが日本で第一に学びたいことは、何と言っても生きた日本語でしょう。言葉は日々使うことにより、より身につけることができ、応用力も格段に進歩するからです。この点、本学はさまざまな日本語能力に合わせたカリキュラムを組み、その上達を図れるように配慮しています。毎年2回ずつ行われる「日本語能力試験」や「日本留学試験」で高得点が得られるよう試験対策を行っているのもその一環です。

けれどもせっかく日本に来ていながら、試験対策のための勉強だけでは、語学力を活かす場が限られてしまい、どこかで物足りなさを覚える人も多いのではないでしょうか。本学の日本文化コースでは、こうした日本の文化に興味を持ち、それを積極的に学びたい人のために、多彩な授業が組まれています。たとえば着物の着付けや、人に接するときのマナーといった授業からは、日々の生活に根付いた文化を学ぶことができます。また京都という古くからの伝統が息づいた地域を、さまざまの視点から眺める授業なども、文化と観光についての理解をより深めてくれることでしょう。

本学では、さらに卒業後の進路を見据えた授業も開講されています。留学生の希望する進路はさまざまです。4年制大学への編入を希望する人のためには、アカデミックスキルズやアカデミックジャパニーズの指導も行っています。また日本の企業への就職を目指す人も視野に入れ、ビジネス日本語など専門性の高い授業も展開していきたいと考えています。本学では少人数制の利点を活かし、こうした授業をきめ細やかな指導のもとに行い、学外授業としてのフィールドワークでは、実際に京都や大阪、奈良にまで出かけて、教室内では学ぶことのできない、生きた日本の姿にも接することができます。

本国を離れて留学生活を送られる人には、さまざまな苦労がつきまうことでしょう。あるいは思うように伸びない語学力に悩む日々があるかもしれません。しかし目標をしっかりと見定め、着実に進んでゆけば、必ずそれらは乗り越えていけるものと信じています。本学の国際教育コースは、日本語能力を高める手助けだけでなく、そうした目標を見いだす場を、留学生の皆さんに提供できるものと考えています。